1970年代にアメリカで生まれたとされている怒りの感情と上手に付き合うための
心理教育・心理トレーニングです。
怒らないことを目的とするのではなく
怒る必要のあることは上手に怒れ、
怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標としています。
私は、アンガーマネジメントの入門講座を初めて受講した時に、心理カウンセラーとしてメンタルコーチとして、「感情のコントロール」についての悩みをたくさん聴いてきました。
特に「怒り」については、「頭ではわかっているけど、どうにも感情が先走りコントロールできない」「なぜかイライラがおさまらない」という内容が多く、アンガーマネジメントの学びは、「怒り」だけではなく、自分自身とも向き合うための大切な教えだと感じました。
アンガーマネジメントは医療行為でもなく、心理トレーニングです。入門講座を聞いて、すぐに「怒り」をコントロールできるわけではありませんが、幼いころに自転車に乗る練習のように、最初は何度も転んで、それでもチャレンジすることにより、いつの間にか無意識でも乗れるようになったのと同じように、「怒り」と向き合うこと。「怒り」の感情は何故あるのか?「怒り」について学ぶことにより、日常生活の中で実践していくことによりコントロールできていきます。アンガーマネジメントは「怒らない人にはなることではありません」「穏やかに生きましょうと推奨することでもありません」
怒る必要があるときもありますし、怒りのパワーを味方につけることもできます。
後悔しない「怒り」を目指し、「怒り」の感情と上手に付き合っていくための第一歩として、ぜひ、アンガーマネジメントを活用して頂きたいです。
私自身も、アンガーマネジメントから学んだことを日々実践していくことにより、もちろん「イラっとすること」「怒ること」はありますが、頻度や「怒り」によるモヤモヤなどは軽減されて、自分自身が楽に生きれるようになっています。
私の信念「心晴れやかにいきること」につながっています。
庄野晴美